こんにちは、akikoです。
今回から新プロジェクトKUROFUNEの紹介をしていきます。初回はざっくり概要についてです。
※プロジェクト立ち上げのきっかけは、OKRを導入した話↓ blog.nefrock.com
何をつくる?
ネフロックで昨年4月に立ち上がったプロジェクトKUROFUNEでは、ある新製品のリリースを目指しています。
つくっているのは、こちら。
リコンフィギュラブルAIイヤホン
もし、周りの声を好きなように変換できる妄想耳があったら?
もし、好きな音だけが増幅される地獄耳があったら?
自分の思いついたアイディアで、音声処理を作って遊べるヒアラブルガジェットを開発しました。
音声処理はFPGAに実装されるので、何度でも書き替えが可能。
HDLで記述したり、ニューラルネットで学習させたモデルを載せたり、他の人の作ったアルゴリズムで遊ぶこともできる、Maker向けの本格おもちゃです。
イメージ湧くでしょうか?
要素がモリっとしているので下記にまとめておきます。
- コンセプト:ユーザが自分で改造して楽しめる
- 商品:AI搭載のイヤホン
- ハードウェア:FPGA+CPU
- 主要ターゲット:エンジニアやものづくり好きな人たち
- 遊びかた:
・音声処理を自分の好きなように実装できる。
・HDLで記述したりニューラルネットワークのモデルを載せたりできる
・それらはFPGAに実装するので何度でも書き換えることができる。
背景
なぜこういうテーマにしたかというと、一言でいえば「ネフロックらしいものをつくりたかったから」です。 そこで、何を開発するか考えるのに、まず以下の2点を決めました。
- 自分たち自身が楽しめるものであること
- 自分たちだから作れるものであること
そこから、
「エンジニアが改造して楽しめるAI×ハードのガジェット」
というコンセプトが決まり、
最終的に、
「FPGAを用いたリコンフィギュラブルなAI搭載イヤホン」
に決まりました。
使いかたの例
では一体これ何に使うの?と言いますと、それは使う人のアイディア次第でいくらでも楽しめるのですが、たとえばこんな使いかたがあるかもしれません。
左側が通常時、右側がこのイヤホンを装着したときのイメージです。例1:人の声がロボットに!!
周囲の音声をすべて、ロボット音声にするなどのエフェクトをかけて楽しめるかもしれません。
例2: 推しメンの声だけ増幅!!
コンサートで、自分の好きなメンバーの声だけ大きく聴こえるように増幅して楽しめるかもしれません。
例3:教室にマツ○・デラックス?!
講義中の先生の声を、好きな誰かの声に変換して楽しめるかもしれません。
※以上あくまでもイメージです。
今後の進め方
今回のプロジェクトでは、今までにないくらいの本気度を出していきたいと考えています。そのため今回は、初めてだらけの以下の3つのアクションを起こしていきますよ〜
①特許をとる!!
なんと本件実は既に、ネフロック単独初の
特許出願中です!!!
②ものづくり系の展示会にでる!!
今月2/15・16のTsukuba Mini Maker Faire に出展します!!これがKUROFUNEの初お披露目となります。
時間があればぜひ遊びに来てくださいね!
③クラファンをやる!!
もう少し色々目処が立ってきたら、ネフロック初のクラウドファンディングもやってみるつもりです!その際は告知しますのでぜひ広めていただけると嬉しいです。
次回からはいよいよ、KUROFUNEの技術的な話を少しずつしていきたいと思います!
ありがとうございました。